2012年05月30日

静岡県庁に行ってきました。

今日は、県庁のくらし・環境部環境局環境政策課で電気をカエル計画についてお話を聞いていただく時間をいただきました。お時間とってくださった市川さん、岡部さん、渥美さんありがとうございました。

県庁と言えば・・・。静岡県に住んでるからと言っても、なかなか行く機会のない庁舎ですよね。私も過去に一度県環境学習指導員の研修で行ったっきり。県庁に行くと、もともと関西人の私は「いや~、静岡県民になったんやわぁ」と、じぃんと感動。静岡の食べ物、自然、人がなんだかもっともっと身近になった感じです。(県庁に行くだけでそこまでの気持ちになれる自分の体質が好き♪)

とりあえず、お決まりの「モアレチェック」もう、みなさん覚えましたね~

ふる~い節電効果の低い蛍光灯は、ケータイのカメラで写メるとモアモアモアとモアレって写るのです。
(これはモアレってる例)


素晴らしい!県庁の蛍光灯はすべて↑こんなに綺麗♪そして、廊下の蛍光灯綺麗に一個おきに消えてます。地道な節電に期待大!

私と、由比のゆいまーるちゃん、焼津のよっしーちゃん、あやちゃん、みゆきさんの5人+うちのマスコットガールで、県庁の方と節電時間をシェアさせていただきました。



県と35の自治体にお願いしたアンケートについてや、私たちの目指すところ「ラクして得して節電」について、お話させていただきました。

「国の基準」だとか、「誰にでも公平に」だとか、「優先順位」だとか、なかなか自治体が率先して動くには大変な中、照明の切り替えがとても進んでいたのが心強かったです。電力ピークもしっかり考えてらして、この点は「我慢の節電」になってるのが、もう少しどうにかならないかなぁ?というのが私たちの感想です。

ものすごく盛りあがったのですが、県庁は7・8・9月しかエアコンがつけられなく、しかもピーク時はエアコンが使えないんですって。(当然設定温度も高いと思います)なので、腕の下の書類がしめっちゃってコピー機に通らない♪なんて裏話もお聞き出来ました。こ・・・これはつらい・・・。

空調・・・。もっといい方法があるような気がします。県民のために働いてくださってるわけですから、そんなに我慢しないで、電力をカットしながらという方法を探していただけたらなぁというのが、正直なところ。リースの事お話ししたのですが、リースって金利が少しかかるのでなかなかいろんなところの納得を取りつけることが困難で取り組めないとの事でした。

後は、先日のTOSMOさんのエネブライトのような静岡県トライアル推進事業商品の中に、たくさんの節電につながるものすごくいいものがあるとお伝えしたところ、「トライアル部門に改善できないか相談してみる」との回答をいただけました。

そして、教えていただいたお得情報。

経済産業省のページのどこかに、とてもエコな家電が見れるページがあるそうなのです。(冊子にもなっていて、電気屋さんなんかに置いてある場合もあるそうです)今日は時間切れで探せなかったのでまた、ゆっくり探してリンクを貼りますね。

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県庁の管轄の施設は約200。今回は主に県庁内の話しだったので、これから他の施設にも問い合わせてみようかなぁと考えています。

  

Posted byひーどんat 22:24 Comments(0) 施設訪問

2012年05月28日

静岡県発のステキ電球

80%電力削減のエネブライトって知ってますか?水銀灯の代替え照明になるエネブライトは、水銀灯と同じ明るさでなんと消費電力を80%削減出来るんですって。

得意とする設置場所は教育機関の体育館。駐車場。防犯灯や看板照明にも向いてます。

というのがあるらしいとの情報を聞きつけ、早速磐田市前野にある株式会社TOSMOさんに、電気をカエル計画磐田担当やえもんさんと、磐田市議川崎和子さんとの3人で突撃取材に行ってまいりました♪

この、エネブライトって言う照明器具は、22年度静岡県トライアル事業選定商品なんだそうです。県のページも面白い商品がいっぱいです。

さて、エネブライトの技術「無電極電球」が今までの技術と違うのは、


このウニョウニョってしたフィラメントがないので、玉切れしないんですって。理論上は半永久構造だそうです。

節電器具と言えばLEDですが、LEDよりも大きく優れた点が、明るさなんです。


このかさに、電球がつくのですが、


ほら、なかなかの明るさface05(が出てないケータイで撮った写真ですね・・・)

明るいのにまぶしすぎないのには理由があって、LEDが点発光なのに対して、エネブライトは面発光なんですって。(だから、LEDはいくら形状やかさの部分を工夫しても反射する事が苦手で前しか明るく出来ないそうです。

エネブライトがなかなか普及しにくいのは初期費用のお値段が普通の水銀灯の3~4倍なんです。が、寿命がとにかく長いのと、消費電力が少ないのと、とにかく明るい!ので気に入っちゃいました。

すぐ妄想を始める私・・・。「あの…家庭用は・・・?」
まだ、新技術で家庭用のちっこい電球は作ってないし、コストがむちゃむちゃかかるらしいのです。残念!

電気をカエル計画は、お金がないから出来ない。導入できない。だから節電出来ない。っていうのが苦手。きっと少しの投資で知恵で乗り切る方法があるはず。探って行きたいと思います。

おまけ

太陽光発電とエネブライトの一体型照明。バッテリーに電気ためておくんですって。お日様がなくても一日6時間点灯して2・8日も持つそうです。エコやわぁ。  

Posted byひーどんat 18:03 Comments(0)

2012年05月27日

電気をカエル浜松講演会レポート

先日6月20日に、NPOネットワークセンターの総会の後、電気をカエル計画代表の石井さんが浜松にて講演会されました。そういえば・・・。石井さんが大勢の人の前でしゃべるのを見るのは初めて。

お部屋に入る前、会場となっていた会場の節電チェック!


この蛍光灯、ケータイで撮ったのですが、なんと、旧型の節電タイプでない蛍光灯はこうやって画像にモアレが出るのです。これを~「モアレってる」と言いま~す。

電気をカエル計画からぴょこんと生まれた「節電戦隊!古い蛍光灯をカエルンジャー」ってなのがあります。これ、日本全国だれでも参加OKの「古い蛍光灯を報告」にアクセスして、蛍光灯の本数を入れると・・・。なんと、勝手に試算してくれます。この施設(3Fフロアのみ)では16,632円/年も損しちゃってます。

カエル計画って、そこそこ動かなきゃいけないでしょう。ちょっと私には荷が重いわって方でも、気軽に勝手に報告しちゃってね♪

ちなみに、石井さんクラスになると、ケータイかざさなくてもどんな蛍光灯だか分かるそうです。


石井さんは節電を売り歩く男なので、ハッピ着てかえるちゃんカチューシャ姿です。本業は農家さんなので、野菜もバッチリ売ってます♪すっごい美味しいよ。トークも面白い!


これは、カエル計画のお薦めのFHF蛍光管のデモ器です。他のと大きく違うのは一本なのに2本分の明るさ。だって、反射板もついてるし。かしこい節電機器です。石井さんはこれを岐阜から抱えてきました。

現在の電気をカエル計画の目玉は、照明機器を節電タイプに。空調はガスもあるよ。それと、デマンドコントロールっていういかに賢くピークカットをやるかです。家庭のピーク時の電気使用量は微々たるもの。

なかなか行政サイドからは「先立つものがね」って言われるのだけど、お金なくても節電出来るシステムも無限にあります。私たちの税金、がまんしない節電に使いませんか?

今回石井さんを講師に読んでくださったNPOネットワークセンター様。本当にありがとうございました。  

Posted byひーどんat 05:23 Comments(0)

2012年05月01日

電気をカエル計画静岡です

はじめまして。電気をカエル計画静岡いいだしっぺひーどんです。

「電力自由化と、トクする節電を自治体・産業界に広げます〜」なんてな壮大なロマンとともに始まった電気をカエル計画。
岐阜の農家さんが発案してあまりのアイディアの斬新さ、活動の楽しさからあれよあれよと広まってます。西は兵庫、東は茨城の200人もの人が活動に参加してるんですよ。静岡は、東部中部西部合わせて約20名が活動してます。世代的には子育てママが一番多いのだけど、男性もいるし、子育て終わったよ♪って人もいます。

電気をカエル計画はエネルギーをボンボン作るんじゃなくて、今あるエネルギーを如何に有効に賢く使って行くか。そう、節電こそ一番新しい社会の形って感じかな?もう、右肩上がりのエネルギー需要は古いかも。

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節電するって言うと、設定温度をえらい低くしたり高くしたりでがまん。電気のプラグはこまめに抜き、冷蔵庫は3秒しか開けてはいけない。なんていう、ぼ~~って暮らしたい時には敷居が高い!ってイメージない?

だけどね、こんなにマメったく節電しても焼け石に水なのは、とピーク時の70パーセントが家庭用の電力消費じゃなくて自治体を含む大型契約者の電力消費だからなのです。

おやおや?自治体ってさ、ウチらの税金で動いてるわけじゃん。じゃあ、自治体にかけあって節電してもらおう。しかも、辛くて苦しい節電ではなくて、「照明、空調の機器を節電タイプに変えちゃおう。変えて~~」ってなもの。これで、奈良県の大和郡山市は照明空調機器の置き換えだけでお利口さんな省エネと経費節減やっちゃってるのだ。真似しなきゃ損損。ってなことを、市民が自治体とタッグを組んで広げちゃおう運動なのです。

まず現状を把握しないと何が問題なのか分からないから、「自治体にアンケートをお願いして今どんな照明、空調器具使ってるのかだとか、うまく節電出来てる所は、助成金使った?だとか、市民と共同してやるつもりはある?」ってなアンケート調査しました。回答率静岡は全国でもなかなか優秀で、91%!

今のカエル計画静岡はアンケートの集計が終わって市と市長に申し入れをして、記者発表して3社の新聞に取り上げてもらったところ。まだまだこれからなのだけど、誰でもが出来るラクして得する節電広げて行ければなぁなんて思ってまーす。

電気をカエル計画静岡は、まだまだやりたい人募集中♪特に東部がすごい広くて自治体数多いので東部にお住まいで「やってみたいな」って人気軽に連絡下さいね。

今日はざくざくっと紹介をしただけですが、ちょっとずつ自治体アンケートの結果、節電機器の事、節電機器を導入するための具体的な案、私たちの具体的な活動など書いて行きたいと思います。

電気をカエル計画 全国はこちら  

Posted byひーどんat 10:28 Comments(2)